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最近旅してないフルスタックサラリーマンジャーマネの旅行の記録

2012年スペイン〜モロッコ旅行

会社の有給強制消化制度で、3/24(土)〜4/1(日)の9日間でスペインとモロッコをブラついてきたので、メモっておく。後で写真も足します。

■3/23
そもそも忙しくて逃げ出せるか分からなかったので、前日まで飛行機の予約を躊躇してたけど、行けそうだったので早朝に飛行機を予約。

とりあえず以下のチケットだけゲット。
 成田〜イスタンブール@トルコ〜バルセロナ@スペイン
 カサブランカ@モロッコイスタンブール関空〜羽田

■3/24@日本
荷物を詰めて、地球の歩き方を買った。
13:00 出国。

■3/24@イスタンブール
1時間ぐらいある乗り換えの合間に、初日のバルセロナの宿を予約。

■3/24@バルセロナ
深夜空港に到着して、タクシーで治安の悪いらしい旧市街地の宿に移動。
宿でバルサの試合の予約できないかなー、って検索してたら今日の結果速報が。。。一日早く到着しないとダメだったのね。

■3/25@バルセロナ
カタルーニャ地方では、闘牛が動物愛護の観点から禁止されたとのこと。
闘牛見れず。

バルサの本拠地カンプ・ノウ

サグラダファミリア

カタルーニャ美術館

ガウディ巡り。

などをしておしまい。

丁度バルセロナラソンが開催されてて、沿道の応援を楽しみながら歩けた。

■3/26@バルセロナ
今日はまずは、今夜のマドリッドの宿を決めるとこからスタート。

さらに翌日にマドリッドからモロッコマラケシュへのフライトを予約。
このフライト、ヨーロッパでぶいぶい言わせてるライアンエアーという時価総額エアライン5本の指に入るLLCで予約したんだけど、、、後で文句は書く。


そのあとは、バルセロナApple StoreへGO!ヨーロッパでしか売ってないグッズをゲットする。最初店頭に並んでなくて、「ないよ!」って最初の店員に言われたけど、もっと気が良さそうな店員に探してもらったら見つかった。スペイン人も結構適当だな。

そのあとはサグラダファミリアの内部に入る。ここには何時間でもいれるね。退屈しない。
一応サグラダファミリアは2020年ごろには完成するスケジュールらしい。

夕方、バルセロナのメインステーションから、新幹線アバンテにのってマドリッドへGO。


■3/26@マドリッド
宿のおっさんがとても気のいい人で気分良い。

スペインの晩飯がとても遅いおかげで、日が変わっても晩飯にありつけた。
タツムリ(エスカルゴじゃない)を大量に食して少々しんどくなって寝る。

■3/27@トレド
朝早起きして始発のアバンテでマドリッドから南にあるトレドへ向かう。
トレドはイスラエル旧市街地のように、街全体が世界遺産になってる。

アバンテのチケットは当然現地で買う訳だけど、予約デスクのおっさんが3分後にでる列車にはこの汚らしい日本人は間に合わないと思ったのか、1時間後を予約してやがった。

「俺はこの今すぐ出る列車にのりたいの!」とだだこねて改札とおしてもらった。

トレドはヨーロッパの石造りの迷路ってイメージ。とても美しい街。


■3/27@マドリッド
トレドから昼過ぎにはとんぼ返りして来て、マドリッドを少しだけ巡る。

マドリッドで良く乗り換えに使っていた、アトーチャ駅は2004スペイン列車爆破事件の中心地だったそうな。主犯として禁固4万年(スペインには死刑制度がない)を言い渡されたのはモロッコ人のイスラム教徒。ヨーロッパでもこういうことは起きてるんだね。


でも、そんな感傷にひたってる暇もないので、王宮へ。
ほんとはソフィア美術館に行って、ピカソゲルニカの本物見たかったんだけど、、、休館日だった。

王宮結構良かったよ。写真撮影禁止だったのが残念。


夕方、マドリッド郊外の空港からマラケシュへ。
とここで使ったライアンエアー、Eチケ印刷しないと60ユーロも罰金だよとかぬかしてきやがった。そもそも出発時間すぎてるのにカウンター並びまくりだし、職員はガム噛みながら笑いながら焦りもせずにやってるし、日本人には合わないかも。

ほんとはiPhoneに保存してあったEチケを、gmailに転送して、空港のインターネットKIOSKで印刷できる算段だったのだけど、Softbankが一定額到達時の回線停止の影響でうんともすんとも言わず、WiFiも無く、撃沈した。

ライアンエアー、というか海外LCCはほんとクソ。


■3/27@マラケシュ
空港で有料WiFi捕まえて本日の宿を探す。

貨幣価値の切り替えが脳内でできてなかったせいで、モロッコでは中級以上のエロいホテルを予約してしまった。

しかし場所が分からない。全く分からない。
ロッコのスークは世界一迷子になりやすいことで有名だけど、まさにそんな感じ。

現地のにーちゃんに場所聞いて連れて行ってもらう。
そして、案の定「日本人、ペンよこせ」って言われたから、それを予期して10本ぐらいもってきてたペンを1本あげた。ペンは本当に役に立つな。


深夜、マラケシュで一番有名な広場で晩飯のタジン鍋を食す。

非常に活気がある。そして観光客向けにボッタクリが至る所で行われている。

でもモロッコ人可愛いのが「聞いてた現地価格と違いすぎるんだけど?勘弁勘弁」って言えば大抵その値段で出してくれるところ。

そんなことにいちいち腹を立てては気疲れするので、ほどほどに。


■3/28@マラケシュ〜メルズーガ
早朝、宿で聞いたバス会社「Supratours」(モロッコ鉄道ONCF)のターミナルへ移動し、メルズーガ行きのバスチケットを買う。よかった満員じゃなかった。

インターネット上の情報と比べて150MD(モロッコディルハム。1MD=10円)が200MDに値上がりしてた。

バスに乗って12時間ほど揺られ、アトラス山脈を超えて、サハラ砂漠の端っこにある街メルズーガへ。このバスで会った日本人の女の子2人組は世界一周中らしい。ちょっwwwすごくかわいい。

なかなか細く入り組んだ崖道を、大型バスが高速でとばしながら攻める。怖い。
ボリビアのデスロードはホント死ぬ覚悟でバスに乗るらしいので、それよりはマシかもしれないけど。


サハラ砂漠に到着。

大雨。

砂漠って雨ふるんだね。


■3/29@サハラ砂漠
大雨だったので、前日夜からの砂漠ステイをやめて、早朝日の出にかけることにした。

よし、雨やんだ。

4時過ぎにラクダに揺られてサハラ砂漠へGO。
ラクダは全然楽じゃなく、ケツが痛くなる。

日の出は雲が少し残っているせいでいまいちだったけれど、雨が降って湿った砂漠が日の出とともにサーっと乾いて色が変わって行く不思議な光景を見ることができたので良しとする。

砂丘は文字通り丘なのかな、と思ってたけど、実際は山だった。サハラ砂漠すげーよ。

ここでも別の日本人が世界一周してて、なかでもチャリンコで世界一周してるデボさんは刺激的だった。
http://ameblo.jp/yoshikazudebori/


ちなみに、サハラ砂漠の端っこの街にもADSL + WiFiの波は来ていて、持って来た会社PCで、本番システムの障害対応ができた。社畜だ。


■3/30@メルズーガ〜メクネス
夜、デボさんと別れて再び12時間のバス移動。
朝4時、メクネス駅到着。始発でモロッコの首都ラバトへ移動。

WiFiが拾えなかったので本日の宿は手当たり次第アタック。
国会の近くにある安宿をゲットして、街をぶらつく。

歩いてたらいきなり「日本人ですか?」ってモロッコ人に声かけられて、「まじ俺東京にすみたいっす、うらやましいっす」って言われ、これも何かの縁かと思いTwitterアカウント教えてあげといた。

市場でかったご飯やスイーツを食べながら町中をぶらぶらするも、見たかったところ軒並み閉館/閉鎖で不完全燃焼。どうやら王様がモスクに礼拝に行くかららしい。迷惑な話、とはさすがに言えない。

首都だけあって、活気はある。
イスラム教との政教分離も結構うまく行っているイメージがあり、女性も社会進出してると思う。

でも、モロッコ行く直前に、痛々しいニュースもありまだまだ課題山積って感じなのだろうか。

「CNN.co.jp:モロッコでレイプ被害者の少女自殺、判事命令で加害者と結婚」 http://t.co/zclGYV4


夜、ラバトで働く小学校時代の友人のゆうゆと晩ご飯を食べて超幸せ。
これがある意味最終目的だったような気もする。


■3/31@ラバト〜カサブランカ
早朝にラバトを出て、首都じゃないけど最大の商業のまちカサブランカへ移動。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カサブランカ

ハッサン2世モスクだけは外せないと思い、ギリギリの行程ながらなんとか見て回る。

空港ではカウンターのおねーさんと、
「あなた、パスポートと顔違うわよ?」
「それ7年前だしね。しかもヒゲのびてるからかな?どっちが好き?」
「今のほうがクールよ。」
「ほんと?ありがとう。」
みたいな軽い感じの会話をして帰国の途につくなど。


■4/1@カサブランカイスタンブール関空〜羽田
夜に日本に到着して帰宅。

数時間寝る。

出社!結構タフな方だよね。



今回も出会いあり、知見あり、反省あり、思いでありな感じで、しかも何事も無く無事帰って来れて本当に幸せだなぁ。

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お会計

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飛行機 15万円
生活費 5万円

以上。普通にいったら40万ぐらいはかかるんじゃないだろか。