GoToキャンペーンの4連休に乗じて昔の新婚旅行の記録を残す
- エグサマ
- Day1 - 移動:成田 → ボストン
- Day2 - 移動:ボストン → マイアミ → ラパス
- Day3 - ラパス → ウユニ塩湖&塩のホテル
- Day4 - ウユニ塩湖 → ラパス → クスコー → マチュピチュ村
- Day5 - マチュピチュ観光 → クスコー
- Day6 - クスコー → リマ → マイアミ
- Day7 - マイアミ → セントマーチン
- Day8 - セントマーチン
- Day9 - セントマーチン → マイアミ
- Day10,11 - マイアミ → ダラス → 成田
- 個人手配のトータル旅程費用
GoToキャンペーンが物議を醸しているコロナ禍で、すっかり遠出大好き派の自分としてはウズウズして仕方がない。
本来の目的である旅行メモを記載するため、遠出ウズウズ感を満たすため、あるいは逆に増長させるため、長らく記録していなかった新婚旅行について思い出しながら残してみる。
GoToキャンペーンは海外関係ないけれど、いざ出かけるときに参考にしてもらえるとよい。
エグサマ
結婚したら自由に海外旅行もいけなくなるな、ということで11日間の新婚旅行に全行程を個人手配で色々詰め込んで、家人を連れまわしてヒンシュクをかったり満足してもらえたりした話。
- 成田 to ボストン(飛行機)
- ボストン to マイアミ(飛行機)
- マイアミ to ラパス(飛行機)
- ラパス to ウユニ(飛行機)
- ウユニ to ラパス(飛行機)
- ラパス to クスコ(飛行機)
- クスコ to マチュピチュ(列車)
- マチュピチュ to クスコ(列車)
- クスコ to リマ(飛行機)
- リマ to マイアミ(飛行機)
- マイアミ to セントマーチン(飛行機)
- セントマーチン to マイアミ(飛行機)
- マイアミ to ダラス(飛行機)
- ダラス to 成田(飛行機)
Day1 - 移動:成田 → ボストン
成田は遠すぎ。
1月のボストンは結構寒いので、トランジットの合間に港エリアを街歩きして、いきなり不機嫌な家人ともめた記憶と、証跡としての写真・動画が数点残っていた。
家人は前日にニューヨークから帰宅したところだったので、同じ立場だったらイラつくのは分かる。とにかくもう飛行機に乗りたくないとキレていた。
Day2 - 移動:ボストン → マイアミ → ラパス
本当はマイアミで時間をとってセブンマイルブリッジをドライブしてキーストーンまで行きたかったのだが、このプランはどうしても押し込むことができなかった。映画「トゥルーライズ」で爆破されたその橋、胸熱。
アメリカを出国して向かったボリビアの都市ラパスのエル・アルト国際空港というと、標高約4000mに位置しており、到着した場所が既に富士山頂よりも標高高いという恐ろしいところである。着陸して暫く過ごすと高山病になってしまう人もいる。
機内は与圧して1気圧から下げているが、空港の標高のほうが気圧が低いので、差圧調整時に設定を変更しておかないと気圧下降で酸素マスクが飛び出てくるらしい。
南米旅行&新婚旅行で高山病というのはよくある失敗談。 自分が個人旅行でキリマンジャロに登っていた際の経験で、ダイアモックスという薬を処方してもらっており、適宜それを服用することで高山病の防止に努め、道中で高山病には悩まされなかった。
家人は高山病の恐怖にキレていた。
Day3 - ラパス → ウユニ塩湖&塩のホテル
移動方法
飛行機
ウユニ国際空港へはラパスからアマゾナス航空で移動するのが最速。 標高は少し下がって約3800m。
en.wikipedia.orghttps://en.wikipedia.org/wiki/Uyuni_Airport
バス
海外バックパッカーの記録には、ラパスからバスでアンデス山脈を1日かけて越えるプランも出てくるが、かなり揺れるらしくバス酔いもひどい模様。
今回は即却下。いちおう新婚旅行なので。
現地の楽しみ方
現地ツアーとしては、
- 他のバックパッカーと一緒に回る安めの現地ツアー
- 少人数で専属ガイドをつけて回る高めの現地ツアー
があったが、当然「少人数」を日本で予約しておいた。いちおう新婚旅行なので。
ウユニ塩湖の鏡張り絶景
コンディションが良かったということに尽きるのだが、ウユニ塩湖は本当に信じられないほどに反射していて、息をのむ光景だった。サングラス必須。
タイミングとしては1月2月の雨季かつ、夜も楽しむならば新月の日程がベスト。自分が行ったときは残念ながら半月だったので月明かりで星空は少々見えにくかった。
宿泊
宿泊は有名な塩のホテル「ルナ・サラダ」で。 www.booking.com
建物が塩で作られていて、実際しょっぱい。
夜、宿泊者が温水タンクを使いすぎたためか、水シャワーしか出なくなったため家人にキレられるなど。
夜のウユニ塩湖を見に行くツアーに参加していたため、帰ってくるのが遅くなったのが原因。コンテンツを詰め込んでいる人は要注意。いちおう新婚旅行なので。
翌朝太陽が出れば、また温かいシャワーが出るようになる
Day4 - ウユニ塩湖 → ラパス → クスコー → マチュピチュ村
日の出をウユニ塩湖で迎える。この日は少々曇っていて、イマイチ。 私たちは1泊2日の強行軍だったが、できればもう少し長く滞在してのんびり過ごすことをオススメしたい。
一度ラパスに戻ってから、ボリビアを出国し、ペルーの都市クスコーへのフライト。標高4000mから3400mへと少し下がる。
標高が高いと酸素が薄くエンジンの燃焼効率が悪く、気圧が低いため揚力の確保にも不都合、離陸時には燃料重量をなるべく減らして長距離の滑走路で十分に加速する必要がある、という離陸時ウンチクがあるらしい。
マチュピチュの更に奥にあるワイナピチュに登るためには、事前に予約・抽選が必要とのことだったので、日本から現地代理店を探して列車とワイナピチュの入山券をゲットしておいた。あいにくクスコーからの列車の接続が悪く、車で2時間ほどかかる「オリャンタイタンボ」駅まで事前チャーターしておいたタクシー移動で時短移動。遅れたらマチュピチュへ辿り着けない。
ここまでかなりのペースで飛ばしてきたので、マチュピチュ村でのホテルはやや高級なところにした。いちおう新婚旅行なので。
Day5 - マチュピチュ観光 → クスコー
雨期だから当たり前の光景なのかもしれないが、寝ているホテル削られて死ぬのか、と若干不安になりながら目が覚めた。
マチュピチュへの移動
- バス(15分)/往復2-3000円
- 徒歩(2-3時間)/0円
マチュピチュ村からマチュピチュまでは早朝5時台からバスが出ていたはず。が、徒歩なんてしない、このあとの行程もあるので疲れは最小に。
この時は、つい先日に土砂崩れがあった影響で、経路が寸断されてしまっていたが、途中でバスを降りて徒歩で登り、寸断された道の先にあるバスに再度乗り換えて現地へ到着した。30分ぐらいかかったかな。
この旅程では1日半しか滞在しないが、イレギュラーもあることを踏まえ、2日は滞在することをオススメしたい。
憧れのサンクチュアリロッジ
私達は残念ながら滞在かなわなかったが、日程に余裕がある人は是非サンクチュアリロッジを検討してもらいたい。
マチュピチュの横にホテルがあり、贅沢な非日常を過ごせると話題。友人が一人で3泊ほどとまって、部屋でマチュピチュの夕暮れを生演奏とフルーツとともに楽しむとかいう贅沢の限りを尽くした話を羨望の眼差しで聞いたものだ。
ワイナピチュだけだった入場規制がマチュピチュにも
2014年当時はマチュピチュは普通に入れた。そのときから「世界遺産の保護のため入場規制がかかるから、今のうちに行っておけ」というような話を聞いたが、実際に規制がかかりはじめたようで注意が必要。
ワイナピチュ入山券は現地の代理店に事前に依頼して入手しておいたが、当日に現地で、というのは時間制限もあり難しいと思われる。こちらも同様に注意されたし。
マチュピチュに来たらワイナピチュもぜひ
前述の注意事項に書いたが、せっかくマチュピチュに来たのだったらワイナピチュにも登っていただきたい。よく見る光景はワイナピチュから見た姿だというのがよく分かる。
登坂になるため、体力は奪われる。崖に面した道を歩くため、まれに滑落して死人はでるそう。最近だと自撮りしようとした人が滑落したらしい。手すりもなく、わずか数十センチ横が絶壁という場所もあり、確かに危ないと感じる場所は多数あった。 www.bbc.com
昼ごはんはどうすればよいの
入り口のところに大きなレストランがあるので、そこでお腹いっぱい食べれる。心配御無用。
帰りもペルー鉄道
新婚旅行ということで最高級ハイラム・ビンガム号に乗りたかったのだが、時間の都合でビスタドーム号で、オリャンタイタンボ駅に戻り、更に2時間バスでクスコーに戻る。
Day6 - クスコー → リマ → マイアミ
ひたすら移動。リマではトランジットに時間があったので、ノープランながら入国して軽く散策してみる。
家人は海外は北米・欧州の綺麗な都市しか行ったことがないためか空港からダウンタウンへ向かう途中の過疎エリアのカオスさにショックをうけたようで旅行中最もテンション下がってしまった。大げさだなと思ったが、感じ方は人それぞれなので仕方がない。
そういえば、ダウンタウンの家電ショップでPS4が販売されていたが、このときまだ日本では販売前だったはず。日本は世界から取り残されてるな、と感じた。
ノープランなりにTripAcvisorで検索して、リマ一番の高級住宅街「ミラフローレス」を訪問し、ベイエリアのおしゃれな店でシーフードを堪能した。新婚旅行っぽかった。 en.wikipedia.org
空港への帰りのタクシーをミラフローレス近くの高級ホテルのドアマンに声をかけて呼んでもらった際、「値段は高いがセーフタクシーを呼んだほうが良い」と言われたのが印象的。新婚旅行の数週間前、南米で新婚旅行中の夫婦が、現地タクシーの運転手に銃撃される事件が起きていたこともあり、ハッとさせられる瞬間でもあった。 www.nikkei.com
深夜過ぎの便でマイアミへ。
Day7 - マイアミ → セントマーチン
セントマーチンは、フランスとオランダが分割統治しており、島の南北で国が変わる。
宿泊した宿は、フランス側で「フランス料理が美味」ということで外からディナーを食べに来る人も多いと評判の宿にした。後述するマホビーチからは距離があるのだが、大変良い宿だった。 www.tripadvisor.jp
Day8 - セントマーチン
マホビーチとは
ある方面では世界で一番有名なビーチの一つである。つべこべ言わず写真を見ると「おっ、これ見たことある」となるだろう。
セントマーチンは飛行機とビーチとフランス料理目的で1週間ぐらい滞在してもいいなと思った。ここでの2泊3日が一番新婚旅行らしい過ごし方だった。
Day9 - セントマーチン → マイアミ
マホビーチでの動画はこちら。
KLMオランダ航空が運用していたB747の4発機がセントマーチンを離発着できる最大の機材だったので、本当はその着陸を撮りたかったのだが、カメラの都合で撮れたのは離陸のときだけ。
マホビーチで最終滞在日も飛行機の離着陸を眺めつつ、あとはテキパキと帰路につく。
マイアミで一度入国して夜、今回の旅で一番高級なホテルに泊まり、ダウンタウンでディナーを食べて旅程のハイライトをするなど。 www.hilton.com
Day10,11 - マイアミ → ダラス → 成田
ひたすら帰国の途。ダラス・フォートワースを経由して、無事に成田に到着。
11日間の新婚旅行を終えて、翌日から勤務にもどったのでした。詰め込んだが、満足いく新婚旅行だった。
行程はTripItで管理していたので今回あとから振り返りしやすかった。出張行程を上司に開示するのにも楽なので、入社当時に海外出張行きまくり諸先輩方から教えてもらってから使っている。 www.tripit.com
以下、TripItで管理していた全行程。
以上、長文にて失礼しました。
個人手配のトータル旅程費用
[TBW] ニーズがあれば集計する。