AWS IoT GreenGrassのLocal Debug Consoleを使ってみる(Cloud9編)
- はじめに
- 前提
- 結論
- 参考
- Cloud9のインスタンスのSecurity Groupで必要な穴あけをする
- Cloud9にSSHキーを設定する
- SSH接続しつつローカルポートフォワード
- ブラウザでアクセスしてみる
- コマンドの備忘録
はじめに
前提
- IoT GreenGrass v2がCloud9環境に導入済み
- 自分のSSH鍵生成済み
結論
- GreenGrass v2のLocal Debug Consoleでできること
- コンポーネント間の依存関係をグラフで表示してくれる(yamlを呼んで頭で想像しているのとそんなに変わらない)
- コンポーネントの設定をすぐ見れる(Cloud9のシェル操作して1個1個みるのでも良い)
- コンポーネントのStop/Startがダッシュボード的にできる(Cloud9のシェル操作して落とし上げしても良い)
- ローカルのログをグリグリ見れたりはしないので、そこまでデバッグに役立つわけではない。今後に期待。
参考
日本語訳が平常運転なので必要に応じて英語に切り替えて参照。
Cloud9のインスタンスのSecurity Groupで必要な穴あけをする
マネジメントコンソールで環境を選択して、"View details"。
"Security Groups"からSG設定へ行き必要なインバウンドルールを追加してください。穴あけすぎ注意。
Cloud9にSSHキーを設定する
Cloud9のターミナルから普通に自分の公開鍵を追加します。 先頭にCloud9サービス提供のために使う公開鍵があるので消さないこと。
$ vi .ssh/authorized_keys
SSH接続しつつローカルポートフォワード
前述画面で"EC2 Instance"でインスタンス設定へ飛びます。 パブリックIPを把握してssh接続するさい、ローカルデバッグコンソールがサービスしているポートをLocal Fowardしておきます。
~ % ssh -L 1441:localhost:1441 -L 1442:localhost:1442 {user}@{ip} -i {秘密鍵}
その際、Cloud9のシェルに表示されているユーザ名(Admin)が実はwhoami
すると”ubuntu”だったりして、接続時のユーザー名誤りで地味にハマるので注意するとよいです。
ブラウザでアクセスしてみる
最近はオレオレ証明書のWebサーバへのアクセスが著しく制限されるので、いくつかブラウザを変えながらやりました。Edgeには選択権すら与えられませんでしたが、Safariでは選べばアクセスできました。
コマンドの備忘録
$ sudo /greengrass/v2/bin/greengrass-cli component list $ sudo /greengrass/v2/bin/greengrass-cli component (start|stop|restart) --names "{コンポーネント名}"