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最近旅してないフルスタックサラリーマンジャーマネの旅行の記録

AWS IoT GreenGrassのLocal Debug Consoleを使ってみる(Cloud9編)

はじめに

前提

  • IoT GreenGrass v2がCloud9環境に導入済み
  • 自分のSSH鍵生成済み

結論

  • GreenGrass v2のLocal Debug Consoleでできること
  • コンポーネント間の依存関係をグラフで表示してくれる(yamlを呼んで頭で想像しているのとそんなに変わらない)
  • コンポーネントの設定をすぐ見れる(Cloud9のシェル操作して1個1個みるのでも良い)
  • コンポーネントのStop/Startがダッシュボード的にできる(Cloud9のシェル操作して落とし上げしても良い)
  • ローカルのログをグリグリ見れたりはしないので、そこまでデバッグに役立つわけではない。今後に期待。

参考

docs.aws.amazon.com

日本語訳が平常運転なので必要に応じて英語に切り替えて参照。

Cloud9のインスタンスのSecurity Groupで必要な穴あけをする

マネジメントコンソールで環境を選択して、"View details"。 f:id:kthrtty:20210811115947p:plain

"Security Groups"からSG設定へ行き必要なインバウンドルールを追加してください。穴あけすぎ注意。 f:id:kthrtty:20210811120205p:plain

Cloud9にSSHキーを設定する

Cloud9のターミナルから普通に自分の公開鍵を追加します。 先頭にCloud9サービス提供のために使う公開鍵があるので消さないこと。

$ vi .ssh/authorized_keys

SSH接続しつつローカルポートフォワード

前述画面で"EC2 Instance"でインスタンス設定へ飛びます。 パブリックIPを把握してssh接続するさい、ローカルデバッグコンソールがサービスしているポートをLocal Fowardしておきます。

~ % ssh -L 1441:localhost:1441 -L 1442:localhost:1442 {user}@{ip} -i {秘密鍵}

その際、Cloud9のシェルに表示されているユーザ名(Admin)が実はwhoamiすると”ubuntu”だったりして、接続時のユーザー名誤りで地味にハマるので注意するとよいです。

ブラウザでアクセスしてみる

最近はオレオレ証明書のWebサーバへのアクセスが著しく制限されるので、いくつかブラウザを変えながらやりました。Edgeには選択権すら与えられませんでしたが、Safariでは選べばアクセスできました。

f:id:kthrtty:20210811115226p:plain

コマンドの備忘録

$ sudo /greengrass/v2/bin/greengrass-cli component list
$ sudo /greengrass/v2/bin/greengrass-cli component (start|stop|restart) --names "{コンポーネント名}"