2011年リフレ旅行記その1〜東日本大震災翌日の出国
東日本大震災が起こって「これは大変だ」という時に、僕はヨーロッパへ向けて出国しました。
いかにも日本らしい「不謹慎」やらなんやらが流行っているようですが、「不謹慎」にも充実した1週間を過ごさせていただきました。
悲観的なニュースばかりだと滅入るので、意図して能天気につぶやいてましたが、気分を害した人がいたらごめんなさい。
■11日金曜日
打ち合わせ中に東日本大震災発生。
東京の交通機関は完全にマヒ。
■12日土曜日
深夜2時頃に汐留オフィスから帰宅。
準備をほとんどしていなかったもので、急ぎバックパックに荷物を詰める。
06:00、12:30成田発のJL408便目指して自宅を出る。冷蔵庫ぐらいを残して諸々電源オフ。ガスの元栓も閉めるなど。これで僕に関するエネルギー消費はほぼゼロ。
案の定成田へのアクセスは完全停止中で陸の孤島化しているらしい。
Twitterの検索を使って、主要駅の状況などを予想しながら、、、
新橋→総武線動いてねー
東京→総武線1時間で動くって言ってたのに2時間たっても動かねー
京成上野→京成なら動いて、、、ってホームに入るのに数時間って間に合わねー
秋葉原→かろうじて動き出したって、東京で総武線待ってりゃ良かった、判断ミスおわた
と路頭に迷い、結局総武線快速で成田へ向かうことに。
12:30発の飛行機に乗るのに、12:00時点でまだ千葉駅。
まぁ、もう諦めて向かってました。
12:30 成田空港着。天井が少し崩れてました。
http://yfrog.com/h4yhcvej
出国便を確認すると、「INDEFINED」というステータス。飛ぶかどうかは分かんないけどまだ飛んでないってことね!
16:00 出国。
21:30 フランクフルト国際空港到着。出国時点でトランジットに乗れないことが確定していたので、明日最も早く次の目的地であるクラクフ@ポーランドに到着できる便を改めて探す。大災害だろうと運行規定に則ると、追加料金を払わないと変更できないとのこと、ルフトハンザはマジ勘弁してくれ。
朝、ミュンヘン経由クラクフ着便を確保したので、それまで空港で10時間ほど野宿。
日本のことが気になったけど、BBCがNHK World Newsをサイマルで流していたし、某省の実証実験の兼ね合いで借りているiPadと、私物iPhoneともにパケットし放題可能だったので情報収集などには事欠かない。事欠かない分、泣けてくるけど。
そんな状況にも容赦なく、ドイツビールですっかり酔っぱらった半ケツのおっさんが寝ていたソファの側で歌いだしたり、近くの人に絡みだしたので、ほんと勘弁。
日本にいるときには、外国人の前での立ち振る舞いには十分に気をつけねば。同様に、海外にいるときにはその人が日本代表。あんましナショナリズムとか好きじゃないけど、それとこれとは別なので気を抜いてはならんなと思う。
そうそう夜中に歩いていたら、サラリーマン風のおっさんが空中に浮いていて超驚いたんだけど、なんかの広告でした。
http://yfrog.com/h332flij